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素朴な疑問
最近は取引手数料や口座管理費用などが0円の口座が増えてきました。そこで素朴な疑問ですが、FX口座って何で利益を得てるの?と思ったことはありませんか?
本日はそのことに大きく関係してくるスプレッドについて説明していきます。
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スプレッドって何?
スプレッドとはFX会社が提示する売りレートと買いレートの差額です。
米ドル/円だと大体どこのFX会社もスプレッド0.2です。
通常は、買いレート(ASK)の方が売りレート(BID)よりも高く、新規注文が約定した瞬間にスプレッド分の損失が発生します。スプレッドがFX取引のコストと考えられるのはそのためです。
それではなぜスプレッドは発生するのでしょうか。スプレッドに関する解説を探してみると、「スプレッドはFX会社が収益を得るために存在する」との説明が見られます。しかし、その説明ではスプレッドについて一面的にしか見ていません。
FX取引の仕組みの中でどの様にスプレッドが発生するか、そのメカニズムについてご説明しましょう。
スプレッドとカバー取引の関係
FX会社が注文を受注した際、FX会社には注文者とは反対方向に売買リスクが発生します。
つまり、FX会社には、買い注文を受注した瞬間から値上がりすると支払い額が増えていくというリスクが発生していると言えるのです。
値上がりすると支払い額が増えていくのは売りポジションを持っているケースと同じですから、お客様の買いのポジションと反対方向のリスクが発生します。
FX会社はこのリスクの解消のためカバー先金融機関で注文と同じ方向へ(この場合は”買い”)取引を行います。このFX会社の取引を「カバー取引」と言います。
安定したお取引をご提供するためのスプレッド
FX会社がカバー取引をするのは、注文者に取引機会を安定的に提供するというFX会社の役割に徹するためです。つまりどういうことかというと、いちいちリスクを背負っていたらFX会社は常に倒産の危機を受けながら注文を受けることになるので、そういう不安をまず取り除いてから運営しようということですね。
そこで、FX会社はカバー取引ができるレートに前もって変動リスクを上乗せしています。仲値を中心に売り値、買い値にそれぞれ上乗せした分それがスプレッドなんです。
FX会社は、注文とカバー取引とをなるべく同値で執行しなくてはいけません。技術の進歩で為替取引の注文執行のスピードは格段に速くなっていますが、常に変動する為替レートの変動リスクをゼロにすることはできません。
そのため、FX会社は変動リスクを上乗せすることで、スプレッド分の変動であれば受注からカバー取引の執行までの変動リスクをまかなえるということなのです。
スプレッドがFX会社ごとに差があるのはFX会社によってFX取引の内容やカバー取引の形態が異なるためです。
スプレッドの違いによるコストの差
スプレッドはFX業者ごとに異なり、スプレッドの違いにより同じ回数の取引を行った場合においてコストに差が出ます。下図のように、スプレッドが1銭のA社とスプレッドが0.2銭のB社とで比較すると、スプレッドの差はとても少額ですが、取引回数が増えることで違いが出てます。FX業者のほとんどが取引手数料無料で提供しています。 したがって、スプレッドがそのままFX取引に掛かるコストとなるケースがほとんどです。コストは取引結果に直接影響しますので、スプレッドは狭い方が有利です。

引用:DMM FX
スプレッドが低い方が取引する方にはメリットですが、スプレッドがある以上マイナススタートであることは理解しておきましょう。

引用:DMM FX
FXのデモトレードを使ってスプレッドの理解を深める
FXをまだやったことがない方が、スプレッドを十分理解することはなかなか難しいでしょう。
そこでおすすめなのが、実際にFXを体験してみることです。ただ、大きな金額を使って実践することが負担であるとお考えなら、一度デモトレードを利用してトレーニングを行ってみてはいかがでしょうか。
