トレンドラインの利用

By chacharou 3月12,2024

トレンドラインは、テクニカル分析の中でも基本的かつ有力なツールの一つです。トレンドラインは、価格の動きやトレンドの方向性を視覚的に把握するのに役立ちます。ここでは、トレンドラインの基本的な概念から、実践的な利用方法まで詳しく解説します。

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トレンドラインとは

為替相場は上昇、下降、横ばいの3つの方向性しかありません。政治や経済の情勢など様々な要因の影響を受けながら、上昇、下降、横ばいの3つの方向性を順不同に繰り返しています。この方向性のことを「トレンド」と呼びます。

トレンドラインは、価格のトレンドの動きをグラフ上に直線で描いたものです。

引用:みんなのFX

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上昇トレンドでは価格の下降を、下降トレンドでは価格の上昇を結ぶ直線が引かれます。これにより、価格の方向性や変化が視覚的にわかりやすくなります。

トレーダーはトレンドに合わせて取引を行なうため、トレンドは一度発生すると一定期間継続する可能性が高いです。

サポートラインとレジスタンスライン

トレンドラインには、安値同士を結んだサポートラインと高値同士を結んだレジスタンスラインの2種類があります。

サポートライン

サポートラインは上昇トレンドの際に、安値と安値を結んだラインです。

「下値支持線」とも呼ばれていて価格が下落したときに、これ以上は下がらないと予測される基準となります。

価格がサポートラインを下回らない間はそれ以上の下落はないと考えられますが、価格がサポートラインを下回ると相場のトレンドが転換し、価格が一気に下落する可能性があるので注意です。

引用:みんなのFX

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レジスタンスライン

レジスタンスラインは下降トレンドの際に、高値と高値を結んだラインのことです。

「上値抵抗線」とも呼ばれています。価格が上昇したときに、これ以上は上がらないだろうと予測される基準となります。

価格がレジスタンスラインを上回らない間はそれ以上の上昇はないと考えられますが、上昇トレンドと同様に価格がレジスタンスラインを上回ると相場のトレンドが転換し、価格が一気に上昇する可能性があります。

引用:みんなのFX


トレンドラインの引き方

トレンドラインを引く際には、価格の重要なピボットポイントを結ぶ直線を描く方法と、それぞれの高値と安値を基準に描く方法の2種類あります。

ピボットポイントは、テクニカル分析で使用される重要な指標の一つです。価格のサポートやレジスタンス、そしてトレンドの転換点を特定するのに役立ちます。ピボットポイントは、前日の高値、安値、終値を使用して計算され、次の日の取引レンジやトレンドの予測に利用されます。

一般的なピボットポイントの計算方法には、以下のようなものがあります。

  1. ピボットポイント(Pivot Point): 前日の高値、安値、終値を合計し、3で割った値です。 P=(前日の高値+前日の安値+前日の終値)/3P=(前日の高値+前日の安値+前日の終値)/3
  2. サポートレベル(Support Levels):
    • S1: 2∗P−前日の高値2∗P−前日の高値
    • S2: P−(前日の高値−前日の安値)P−(前日の高値−前日の安値)
    • S3: 前日の低値−2∗(前日の高値−P)前日の低値−2∗(前日の高値−P)
  3. レジスタンスレベル(Resistance Levels):
    • R1: 2∗P−前日の安値2∗P−前日の安値
    • R2: P+(前日の高値−前日の安値)P+(前日の高値−前日の安値)
    • R3: 前日の高値+2∗(P−前日の安値)前日の高値+2∗(P−前日の安値)

これらの計算により、ピボットポイントとそれに基づくサポートおよびレジスタンスレベルが得られます。これらのレベルは、次の取引日の価格の動向を予測するのに役立ちます。

上昇トレンドの場合の引き方

ピボットポイントは計算が必要なため今回は簡単なサポートラインを基準に引く方法を説明します。

上昇トレンドの場合、価格が上昇している間に価格の下限を結ぶラインを引きます。

引用:みんなのFX

下降トレンドの場合は逆に、価格の上限を結ぶレジスタンスラインを基準にします。線を結ぶ際には、最低でも2つの点を結んでラインを引きますが、当たり前ですが3つ以上のポイントを結ぶラインがより信頼性が高いとされています。

引用:みんなのFX

トレンドラインの利用方法

  1. エントリーポイントの特定: トレンドラインが価格の方向性を示している場合、価格がトレンドラインに接触した際にエントリーポイントを特定することができます。上昇トレンドの場合には、価格がトレンドラインに接触した際に買いポジションを取ることができますし、下降トレンドの場合には売りポジションを取ることができます。
  2. 利益確定と損失制限: トレンドラインは利益確定や損失制限の目安としても利用することができます。価格がトレンドラインに接触した際に利益確定や損失制限のポイントを設定することで、トレードのリスクを管理することができます。
  3. トレンドの転換点の識別: トレンドラインは、トレンドの転換点を識別するのにも役立ちます。価格がトレンドラインを抜けた場合、それがトレンドの転換点を示す可能性があります。このようなシグナルを活用して、トレンドの転換点を予測することができます。

まとめ

トレンドラインは、価格の方向性や変化を視覚的に把握するのに非常に役立つツールです。トレンドラインを活用することで、エントリーポイントの特定や利益確定、損失制限、トレンドの転換点の識別など、トレーダーが取引を行う際の意思決定をサポートすることができます。しっかりとトレンドラインを活用し、テクニカル分析のスキルを高めていきましょう。

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By chacharou

王手製造メーカー退社後フリーでゲームアプリ開発を進めながら、投資や経済について学ぶ一方で役立つ情報を発信するサイト運営もやっています。

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